2017年3月26日日曜日

みんなのクレジットショック!今後のソーシャルレンディング戦略はどうするべきか


このブログでも資産運用としてのソーシャルレンディングについて書いてきましたが、みんなのクレジットというソーシャルレンディング運営会社がヤラカシました。



ただ、ネット上でも明らかに怪しいという噂もあり、私もあまりのキャシュバックの大きさなどで警戒していたので全く投資してないので、無傷です。言わば見えてる地雷だったので、このニュースを聞いた時は、やっぱりか、という感想で強い驚きはありませんでした。ただ、今後のソーシャルレンディング戦略への影響はあると思います。

まず、証券取引等監視委員会の勧告をみてみると、みんなのクレジットは、

1,集めたお金をほとんどグループ会社に使っていた

2,担保は価値が不確定なグループ会社の未公開株だった

3,高額なキャシュバックの原資は、ファンドのお金からの流用だった

4,代表が自分の借金の返済のためにファンドをお金をつかっていた

などです。

かなりアウトな感じです。今後どうなるかは、予断を許しませんが、投資した資金が返って来ない事態は想定しなければいけなさそうですね。

私のソーシャルレンディングの投資先は、ガイアファンディングとグリーンインフラレンディングとGMOとオーナーズブックなので、特に被害はありません。

しかし、やはり投資先のリスクよりも運営会社のリスクのインパクトのほうが大きいという認識は強くなりました。個別の案件が仮に債務不履行になったとしても、分散投資をしとけば、大きな損失にはなりません。しかし、運営会社が破綻などをした場合、分散投資の効果もなくなり損失の大きさをヘッジしきれません。

ですので、今後の方針としては、上場会社などの信用力のある運営会社のところへの投資額を増やしていこうと思います。具体的には、SBIやGMOがあげられますが、GMOにしようと思います。

その理由としては、すでにGMOの投資口座を持っており、CFDなどでお世話になっていることと、GMOはソーシャルレンディング大手のmaneoに出資しているため、maneoグループの案件がGMO経由で買えることです。maneoのソーシャルレンディングのノウハウとGMOの信用力が合わさるというのはとても大きいと思っています。あとは、現在投資額が大きいガイアファンディングやグリーンインフラレンディングはmaneoグループなので、いずれGMO経由でこれらの案件を買えるようになると思うからです。

ソーシャルレンディングというものの将来性は今回の件で失われるものではないと思います。しかし、こういうことを二度と起こさないようにする仕組を業界をあげて作っていかないといけない思います。

私は、今回の件があったとしてもソーシャルレンディングへの投資を減らすつもりはなく、むしろ増やしていくつもりです。しかし、より一層のリスクマネージメントもしていくつもりです。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿